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「ゆんラボ未来館」オープン

  • 執筆者の写真: NDarchitekton
    NDarchitekton
  • 2025年12月1日
  • 読了時間: 2分

このたび「ゆんラボ未来館」が無事にオープンいたしました。

設計者としてこのプロジェクトに関わらせていただき、こうして多くの方に利用していただける場所として形になったことを、とても嬉しく感じています。

今回の設計で大切にしてきたのは、限られた予算の中で、いかに“いい建築”をつくるかということでした。見た目の派手さではなく、無駄のない平面計画やシンプルな構成、合理的な断面計画によって、居心地の良い空間をつくることを意識しています。

目指したのは、外に開かれた明るい空間と、「家のように安心して過ごせる場所」。沖縄らしさを感じられる素材や色使いを取り入れながら、間接照明でやわらかな雰囲気をつくり、本棚に落ちる光と影など、落ち着きのある空間づくりを大切にしました。

夜になると、ガラス越しに漏れる光がとても幻想的で、昼間とはまた違った表情を見せてくれます。図書館は夜22時まで開いているので、ゆったりとした“大人の時間”を過ごすこともできます。

一見すると、とてもシンプルな建物かもしれません。ですが、理屈抜きで「なんか落ち着く」と感じてもらえる、“家のような居場所”をつくることが、この建築の一番のテーマでした。

また、今回のPFI事業は、地元企業が中心となって初めて取り組むチャレンジでもありました。異業種での連携や調整、提案書づくりなど、決して簡単な道のりではありませんでしたが、関係者の皆さまと何度も議論を重ねながら、一つひとつ形にしてきました。

物価上昇の中でのコスト調整もありましたが、設計の想いを大切にしながら、設計者と施工者が一体となって乗り越えられたことも、このプロジェクトの大きな価値だと感じています。

オープン後は、想定を上回る多くの方にご来館いただき、子どもから高齢者まで、さまざまな世代が集う場所になっています。人が集まり、時間を共有し、自然とつながりが生まれていく光景を目にするたびに、設計時に思い描いていた風景が現実になったことを実感しています。

「出会い、つながり、にぎわいを生む創造拠点」そのテーマが、少しずつこの場所に根づいてきていることを、とても嬉しく思います。

最後に、読谷村をはじめ、本事業に関わっていただいたすべての皆さま、そして現場で尽力してくださった職人の皆さまに、心より感謝申し上げます。

これからもこの場所が、多くの人にとっての“居場所”として愛され続けることを願っています。




 
 
 

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